スライド・リングもバー・ストック・ブラスからの削り出しである。
プロジェクション(突起部分)は後付で加工したものであるがマテリアルはやはりブラスである。

今回のデザインはリールのエアー・ホールとイメージがリンクするマルチ・ホールが特徴である。
インデックスを使用していないので完全等間隔とはいかないが、ま、味として見て頂きたい。

表面処理は他のパーツと同様に焼き入れ着色である。
このリングは青銅色に近い色合いで、やはりビミョウなグラデュエーションと、使い込む間に自然に色落ちしていく味わいが楽しめる。